意匠2008-05-01(Thu)

工業製品だからこそ
遊び心が必要だ
撮影機材:OLYMPUS E-410 + ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ED
お気に入りの品々を、並べて撮ってみた。
Nikon のトレードマークとなっている、申し訳程度の赤い装飾。
イタリアの工業デザイナーである、ジョルジュエット・ジウジアーロ氏
が、「遊び心みたいなものを。」の考えから、F3のグリップ部に、赤い
ラインを入れたのが始まり。
その意匠は、赤い三角形として現在も息づき、アイデンティティにま
で昇華している。
そして、自身が撮影時に必ず携帯するiPod。
イギリスは、そのデザイナーであるジョナサン・アイブ氏(Apple社副
社長)にCBE(Commander of the Most Excellent Order of the Br
itish Empire)の称号を授けたのが06年のこと。
それほどまでに、世界に認知されたデザインであり、ソフィスティケー
トされていることを意味する。
さて、写真に写っているF4の話。
このF4は、ジウジアーロ氏が本体のデザインも手掛けたカメラなの
だが、電子カメラなのに、ダイアルが多く、登場したのが、MFからA
Fへの過渡期であり、最新の技術に移行するユーザーが混乱しない
よう、わざとアナログチックに作られたカメラなのだが、登場から早20
年以上の歳月を経ており、今年8月で、メーカーの部品保有期間が
終了してしまう。
更には、…だ。
所有するF4の調子が芳しくないのだ。
昨秋、北大の銀杏並木を撮影し、現像から上がってきたポジを見て、
愕然としたことがあるのだが、撮ったコマ全て、露出がバラバラにな
っていて、写真がヘタクソになったのかと思い、暫くF4を封印していた
経緯があるのだが、昨夜、何気なしに某巨大掲示板のF4スレッドを読
んでいたら、「ボディ側の絞り連動レバーが降りきってない」という文字
を見つけ、「もしかして?!」と思い、レンズを外してバルブでシャッター
を切ると…。
il||li _| ̄|○ il||li 案の定、作動不良起していた…
ということで、F4の最大の弱点である「プレビュー鳴き」に起因する、絞
り機構の作動不良をお見舞いされてしまったのだ。
AB品のF4を買ったときは、ホントに調子良かったのだけど。
そういうこともあり、F4をニコンのSCに持ち込んだのだが、見積もり額は
3.7諭吉也。点検して分かったのは、シャッターが14万回以上も切られて
いたという事実。
シャッター交換と、主要ギアの交換料金は含まれているが、最悪の場合、
追加料金が発生するという。(泣)
キ○ムラ、そんなモンをAB品として売るな、ヴォケ!!(怒)
ちなみに、自身の使用回数は、フィルム20本分も行っていない。
その事実を知り、一瞬、程度のいいF4を探そうかとも思ったが、買って
も、また同じ症状が出る可能性が高いだけに、懐が痛いのを我慢して、
オーバーホールを依頼してきた。
手元にはF100もあるが、これだって、いつ逝ってしまうかわかったもん
じゃない。F100にもなれば大部分が電子制御だから、F4以上に修繕が
効かない可能性もあるし、やっぱり、腐ってもシングルFなのだ。
フィーリングからなにから、全ての次元が違う…とでも言うべきか。
撮っていて、気持ちのいいカメラだけに、Fシリーズの異端児的扱いを
受けていても、手に馴染み、愛着があるのだ。
F4で撮るときのモチベーションは、デジタルとは全く違ったものになる
だけに、やっぱり手放せない。
ああ、旅費が… il||li _| ̄|○ il||li
でも、某地へはF4を持って行きたいと思っていたし、現地で壊れるより
は、まだマシ…とも思っている。
後から改変したくない、させたくない、その時の思いを映像に。
その時に感じたことを、気持ちを、フィルムに閉じ込めておきたい。
特別な場所、掛け替えのない時間なら尚更、銀塩で…そう思う。
Fc2blog - ジャンル:写真 » テーマ:★カメラ&レンズ・機材
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