EXIT2008-05-02(Fri)

“あの時”も
出口は見えていた
撮影機材:OLYMPUS E-410 + ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ED
撮影地:古平町 (豊浜トンネル内)
国道229号のこのトンネルを通るだび、“あの時”を思い出す。
あの時の自身は学生で、所属するゼミの研究発表会、(通称・「炎の
合宿」)のため、宿泊施設に入ったところだった。
担当教官の都合で、集合時間が4時間遅れとなったため、施設内で
TVの画面に映る、事故現場の様子を眺めていた。
あの日から、もう、12年の歳月が経っているが、ここを通るたび、思い
出す。トンネルの出口の光が見えるたび、人生の終わりを、「たら・れ
ば」で考えてしまう自分が居る。
あの時は、生死の境界線が、僅か10秒ちょっとの違いだったのだ。
普段の生活だと、たかが10秒の違いなんて、微々たるものにしか思
わない。だが、その10秒の違いが、自分も他人も含めた運命を大き
く左右する仕事をしていると、「あの時、もうちょっと早け(遅け)れば
…」という、危険を回避できたであろうターニングポイントを思い起こ
さずには居られなくなる。
かく言う自身も、数分の差で土砂崩れに巻き込まれていたかもしれ
ないことがあった。それだけに、余計に、そう思うのだ。
「運命なのか?」
運命は、自身で切り拓くことができる「可能性」を持っている。
それと同時に、自身ではどうにもできない「蓋然性」も持っている。
矛盾する二つの未確定要素。
考えれば考えるほど、その出口(こたえ)が見えなくなる。
Fc2blog - ジャンル:写真 » テーマ:写真にコトバをのせて
トラックバック
Trackback-URI http://hkd7382.blog16.fc2.com/tb.php/124-dad78b2d

コメントの投稿