1 Pi:ce2008-06-21(Sat)

今日は夏至
1年で一番明るい日に明りを消して
世界史上
一番熱かった日を思う
撮影機材:Nikon D80 + Ai AF Nikkor 35mm 1:2
撮影地:札幌市中央区 (円山界隈)
円山で気晴らしの散歩をしながら、ふと思った。
そろそろ、夏至。
今年もまた、キャンドルナイトが開催される…と。
夏至の日、日本各地で同様のイベントが開催される。
猫も杓子も地球温暖化を叫んでは、エコを強調したキ
ャンドルナイトに終始してしまう。
それはそれで道理に則った催しだと思うし、否定はし
ないが、この灯が、なかなか紹介されないことに、幾
許かのもどかしさを感じ得ずにはいられない。
気分的に、明日の夜までは更新する気は無かったの
だが…。
この写真は、昨年のキャンドルナイトで撮ったもの。
その時、何故、平和を謳った積み木が重ねられていた
のか分からなかった。
先述した通り、ふと、キャンドルナイトを思い出したので、
主宰のHPを見たのだが、そこで、その理由を知った。
だから、今、こうしてエントリを立てている。
実は、積み木の中には、キャンドルが灯されていて、そ
の火種は、遠く福岡は星野村からはるばるやってきた。
この火種は、1945年8月6日に投下された原子爆弾によ
って、火の海と化した広島の地下倉庫から採取され、星
野村に運ばれたものだと言う。
http://www.1pi-ce.jp/ja/piecefire.html
この火種を使ったキャンドルイベントは、広島(原爆ドー
ム対岸親水テラス)でも開催されるというのだから、因果
なものを感じる。
エコも大事だが、極一部の人間の権力と欲望に翻弄され
るのは、何時だって、平民でしかない。
この国では、公害や薬害被害者に命の境界線を引き、膨
大に膨れ上がる補償費を抑制しようとする姿勢が多々見
受けられ、中途半端な愛国心から国益を論じ、「それが正
しいと」言い出す国民(特に若年層)まで出てくる始末。
勿論、国益上は、そうであるが…。
考えて欲しいのは、自分が大切に思う人々のこと。
それは家族でも、恋人でも、友人でもいい。
その大切な人が、当時の国の間違った指針のために苦し
む可能性が未だあるとしたら、そう考える人は、「命の線引
き」をすることができるのか、ということである。
知って貰いたいことがある。
「被爆」と「被曝」は、全くの別物であることを。
直接の爆撃を受けた被ばく者は「被爆」と「被曝」の両面性
を持つ被災者であり、その二世、三世は、親族の「被曝」に
よって遺伝子が変異している可能性がある罹災者の可能
性が排除できない現実がある。
そして、それによって未だ、いじめなどの不当な扱いを受け
ている者も存在している。
もし、将来、自身に関わる人が同じ境遇に陥るとしたら、そ
れでも「命の線引き」をすることができるのか?
抑止力のため…と、この国が核を保有することを簡単に賛
成することができるのか?
それが「その人の運命」だと、割り切ることができるのか?
ただひとつ、ハッキリ言えるのは…
「自分には、できない」。
エコなキャンドルばかりでなく、平和のキャンドルも見て欲
しい…切にそう思う、夏至の日の出。
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